スポーツ界を仕事場に選んだ若造が、見て・聞いて・感じたこと。
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大変革の好機?それとも?
 プロ野球からアマチュア球界への裏金問題から、学生野球憲章違反で出場辞退続出と、日本の野球界はなにかと騒がしいようですね。この問題については、話し始めるとまるで金箔を作っているかのように話題が広がってゆく可能性があると思われますが、とりあえず今回はできるだけ的を絞って、以下の3点について考えてみたいと思います。

1)NPBドラフト希望枠の存在が、プロからアマへの裏金の温床となっていること。

2)行き過ぎた(高校)野球留学が、行き過ぎた特待制度を生んでいること。

3)スポーツによる特待制度そのものの是非
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二兎を追うもの、、、
 太古の昔から「二兎を追うもの一兎も得ず」と言われ「XXバカ一代」とか「XXひと筋何十年」こそ素晴らしいと私たちの文化では言われ続けてきました。

 しかしながらアメリカのスポーツの世界ではそれが必ずしも正しいとは言えないようです。アメリカの高校スポーツがシーズン制で、たとえば春には野球、秋にはフットボールというように2種類のスポーツに参加できる環境が背景にあるのは確かですが、そのどちらも中途半端にならずに最高峰を極めてしまった例も少なからず存在します。あのバスケットボールの神様、マイケル・ジョーダンもバスケットだけでなく野球でもAAレベルのマイナーリーグとはいえ、プロの選手としてプレーしました。彼らはいろいろなスポーツに参加することで確実に「何か」を得て、そしてそれを活かす術を身に着けているようです。
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スポーツ受難の時代!?
 うちの家内とご近所さんとの話のなかで、

「(この地区の公立の)中学校では体育系のクラブ活動の選択肢が少なくて、うちの子は本当はサッカーをやりたいのだけど、男子の場合野球かバスケか陸上くらいしか選べないのよね」

という話題が上ったそうです。子供がやりたいという種目を、その学校にチームがないという理由であきらめなくてはならない、親として非常に残念ですね。

 近年の少子化で、チームを組めない程度しか部員が集まらないこと、また教員の高齢化で顧問のなり手が少なくなっていることなどいろいろな原因が知られています。またサッカーのクラブユースや野球のシニアリーグ、水泳、体操競技など、学校以外での活動が盛んな種目もあります。その流れとして、文部科学省はスポーツを学校の部活動からヨーロッパを参考にした地域総合型スポーツクラブへ移行させようと働きかけをしています。
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練習は量か、質か
 スプリングトレーニングも佳境にはいってきました。今日からは紅白戦、そしてあさってからはいよいよオープン戦がはじまろうとしています。私の勤めるチームでは今年は昨年にも増して日本からの報道陣が詰め掛けています。日本からこられた報道陣がまず驚かれるのが、練習時間の短さと、実戦形式に入るまでの期間の短さです。今日はこんな質問をいただきました。

「こんなに短い練習時間(と期間)でシーズン162試合を乗り切れるだけの力をつけることができるのですか?」

私はアメリカのチームでしか働いたことがないので、日本のプロ野球のチームの事情や練習内容については一部の選手やほかのアスレティックトレーナーから聞いた話の範囲でしか知りません。とそう前置きした上で書かせてもらいます。
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アメリカ流を日本で活かすには
 1994年から97年までの間「読売巨人軍、編成本部付アドバイザー兼監督補佐」として活動された河田弘道氏について書かれたノンフィクション、Gファイル「長嶋茂雄と黒衣の参謀」(武田頼政著)を読みました。書評についてはこのページが非常にすばらしいのでご覧いただくとして、ここでは米国のスポーツ界に身を置くもの、またアスレティックトレーナーとしての立場から感じたことを書いてみようと思います。

 私はこの本を読んで「日本のスポーツ界にアメリカ流スポーツマネジメントを導入するのはこれほどまでに困難なのか」と改めて強く感じました。よく日米の比較論として、

「日本のスポーツ界、特に野球界では監督の権限が強すぎる」
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