スポーツ界を仕事場に選んだ若造が、見て・聞いて・感じたこと。
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思い出す言葉
 仕事で辛いことがあると、いつも思い出す言葉があります。

Still glad to be here. (「今もここにいられる喜び」とでも訳せばいいのでしょうか)

 留学していた大学の卒業を控えた学期、アスレティックトレーニング学科での最後の実習課題で、野球部に学生アスレティックトレーナーとして全日程帯同していたときのことです。

 前年、全米ベスト4に残ったチームで、これまで何人ものメジャーリーガーを輩出したチームにもかかわらず、選手の健康管理については学生アスレティックトレーナーがほとんどの業務を行うという極めて異例なチームでした(見方を変えるとそれがアスレティックトレーナー養成教育の一部でもあったわけですが、その年の対戦相手の大学にATCなしで学生だけをよこしてきたチームは一つもありませんでした)。
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チームいろいろ、選手もいろいろ
 アスレティックトレーナーの役割の最も重要なものは「外傷・障害の予防」です。

 野球特に投手の場合投げる動作により肩や肘の関節に過度の負荷がかかり、またその動作を繰り返して行うことで外傷や障害の原因となります。そのため関節周囲の細かい筋肉を訓練することでそれらの外傷・障害の予防を行うわけですが、その方法にはチームによってさまざまなアプローチがあるようです。
 
 以前春季トレーニングのインターンでお世話になったチームでは主にフリーウェイト(ダンベル)を主体とした基本的な肩関節の動作のエクササイズが中心でしたが、肩関節と肩甲骨の動きのリズムが正しくできているかが大切で、それを確認するために必ず「アスレティックトレーナーもしくはコンディショニングコーチに診てもらいながら行うこと」という決まりがありました。
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プロモーショナル・ギブアウェイ
 私の勤めるチームでは今シーズンホームゲーム82試合のうち23試合で観戦記念品が配られることになっています。これを書いている時点ですでに8種類の記念品が観客に配られました。

 またこれが観客が多くくるであろう全国的に有名なチームとの対戦時ではなく、お客さんが少ないであろう当地で不人気なチームとのカードで配られ、観客動員に絶妙な効果(!?)をあげているようです。

どんなものが配られるかというと、わかりやすいところでは、

選手のフィギュア
レプリカバッティングヘルメット
ユニフォームレプリカTシャツ

などですが、先日
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隣人
と言っても、球場のロッカーの話です。

 球団本拠地のクラブハウスのアスレティックトレーニングルームに私たちスタッフ専用のロッカーとシャワーがあります。選手と同じ大きさのロッカーが5つ、狭い部屋に押し込まれています。ここをヘッドアスレティックトレーナー、アシスタントアスレティックトレーナー、ストレングスコンディショニングコーチ、そして私の4人が使っていました。私のロッカーの隣、5つ目のロッカーはこれまでチームドクターが試合中ウェイトトレーニングをしたりするときなどの予備にして空けてありましたが、先日より新しいTシャツや短パン、下着がその5つ目のロッカーにかけられるようになりました。
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The Right Person in the Right Time
 明日は母の日。私の勤めるチームの試合では観戦者のうち先着2000名の母親にカーネーションがくばられることになっています。また先着7500名の女性にチームのロゴ入りのサンバイザーが配られます。また全米規模では、明日はなんとメジャーリーグ史上初、ピンクのバットが試合に使われることになっています。

 これは母の日のチャリティーの一環として、協賛するメーカーの製造したピンクのバットで試合を行い、試合終了後にオークションに出展、それで得た収益を乳がん治療の研究機関に寄付をするというものです。今日勤め先のクラブハウスに早速各選手用のピンクのバットが並べられていました。
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アスレティックトレーナーの適性
 今勤めているチームのアスレティックトレーナーのなかに信じられないくらい毎日ハイな人達がいます、常に冗談を飛ばし、仲間を笑わせることに情熱を燃やしているような、そんな感じで仕事をしています。

 確かに「ユーモアのセンス」はアスレティックトレーナーに必要な適性だと、アメリカに来て最初のアスレティックトレーニングの授業で習いましたが、私のこれまでの仕事場にはそういうタイプのアスレティックトレーナーはほとんどいませんでした。どちらかというと私自身がハイな部類に属していて、周りのみんなに窘められていたような気がします。まあ大学スポーツでの仕事が主でしたから選手への教育という側面もあり、クールで知的なアスレティックトレーナーが多かったのかもしれません。

 
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It's a small world.
 今の仕事に就いてまだ2ヶ月、しかも以前住んでいたアメリカの西の端っこから東の端っこに移ったにもかかわらず、これまで4人の知り合いに再会しました。

 以前留学していた大学の野球部の選手だったW君とは、私が勤めるチームのマイナーリーグ施設で再会しました。彼が大学に入学してきたときはもう私は野球部とはあまり関わりがありませんでしたが、当時住んでいたアパートの向かいの部屋に住んでいました。大学院でのスポーツ心理学の課題のインタビューで彼に題材になってもらい、野球に取り組む姿勢などを聞かせてもらいました。そして、そのときに話してくれたプラン通り、順調にステップを踏んでプロに入り、今年で2年目、春季キャンプでは1試合ですがメジャーに合流していました。今はアドバンスドAクラスで活躍しています。

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アスレティックトレーナーを目指す人たちへ、
 業界でも有名なアスレティックトレーナーのK.Y氏がご自身のブログのなかで、こう述べられていました。

「アメリカで勉強し、ATCになった日本人は現在何人いるのだろうか。200名に近づいているのだろうか。もしかしたら越しているかもしれない。しかし、実際にアスレティックトレーナーとして、仕事を確立している人たちはどれくらいいるのだろうか。」

そして、アスレティックトレーナーを志す若い人たちへのメッセージが綴られていました。

 私の知る範囲でも多くのNATA-ATC資格保持者が日本国内でアスレティックトレーナーとして仕事を確立しようと努力しています。
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プロも使う、、、
メジャーリーグ何球団が採用!
何々選手、金メダルへの原動力!

 などなど、いろいろな方法で我々消費者の購買意欲を刺激する宣伝が我々の業界では良く見受けられるのですが、果たしてそれらは手放しに薦められる製品なのでしょうか?

 もちろんプロ選手やチームが使用しているのですから、パフォーマンスにとってマイナスになるようなものではないでしょう、むしろプラスになるから使っているわけで、その製品による効果は期待できると考えていいかもしれません。ただそれには「なぜそれが使われているのか」について考える必要があると思います。
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運転免許証
 昨年の誕生日にはまさか今年からまたアメリカで生活することになるとは思いもしなかったため、以前アメリカに住んでいたときに取得した免許証の有効期限を切らしたままになっていました。

 前回取得したときは、当時所有していたおんぼろマーキュリーセーブルの「整備不良」で試験を受けさせてもらえなかったこと、今回はそのときよりもさらにおんぼろの中古車を購入したことなどから、「また試験を受けさせてもらえなかったらいやだなあ」と一人思い悩んでいました。

 駄目でもともと、期限切れで更新できないかとこちら州の陸運局(DMV)に行って相談すると、「全然問題ないよ」との返事、前に在住していた州発行の免許書とビザ、雇用証明などの書類を確認、視力検査と写真撮影だけで30日間有効の仮免許が発行され、それから2週間で本免許が届きました。「こんな簡単でいいの」というくらいあっけない免許再取得でした。
skyway

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